3 『婚約から結婚の当日までのスケジュール』 ⇒ 本来の意味を考える


結婚式準備にはどのぐらいの期間が必要でしょうか?

時計

半年!? 一年!? 三か月!?
この決めて動き出してから挙式日までの期間ですが、早い方は1年、直近で動かれる方で短い方は1か月(フォトウエディング<写真のみの結婚式>だと1週間)とカップルにより様々です。
現場ではこんな相談を受けます。
『半年後に結婚したいんだけど、今から間に合いますか?』
『来月挙式しようと思うんだけど、もう動いた方がいいですか?』




先の方は半年あるので、理想的ですよね。間に合うというより丁度いい。
後の方は、1か月後ということは当然もう動かなくてはならない。

リードタイムの感覚にこれほど個人差があるのは、結婚だけではないでしょうか。
手帳

では、なぜこれほど差が生まれるのか。
先の充分時間があるのに、足りないのではと考える方も時間があまりない(もちろん会場に空きがあって、列席者が来れるという条件が整えば1か月でも間に合います)のに、一見少しゆっくりしてらっしゃる方も根本にあるのは同じではないかと思います。

それは・・・・。

『結婚は決まったけど、どの順番で何をしたらよいかわからない!!!!』
ここにリードタイムの大きな差が生まれるのではないかと思います。

ではいつごろがよいか?という問いに対しての定番の答えを2つ紹介します。
『早ければ早い方がいい』 これは自分がいいと思った日に会場が空いている、いいと思った衣裳が空いているなど予約に関することです。けっして準備が早ければ早い方がよいということではありません。

『半年前』もしくは『3か月前』 半年前の意味は、3カ月前に招待状を出してからは決めることがたくさん出てきて余裕がなくなるので、その前に“やらなければならない”ではなく“やりたい”が考えやすいのが半年前という理由であると思います。
また3か月前は招待状を出すタイミング(早すぎず遅すぎず)そのものを指していると思います。
自分が気に入った会場が自分のいいと思う日時に空いている・・にこしたことはないので会場押さえはやはり早い方がいいという(当たり前ですが)ことになります。
ただ会場押さえが終わったあとは、4~6か月前から準備するのが理想ではないでしょうか?
“やらなければならない”の前に“やりたいこと”を自由に考える時間をたっぷりとっておくというのが理想です。
ただ、当日の進行などを早い時期(例えば半年前)にすると当日に近い時期ですでに思いが薄れてしまったりするものです。
打合せ内容により、それぞれ挙式日から逆算してちょうどよい時期というものがあるように思います。